熱情の感覚と、残り香（竹くく） : ドリームメーカー

熱情の感覚と、残り香（竹くく）

閲覧注意R18BL

GMK_Z 2024/11/13 17:49 367 0 0 0

ログインすると、こんなゲームが簡単につくれます！

新規ユーザー登録

登録は20秒くらいでできます。

Comment by author

GMK_Z ただの未完成BLです。

Comments

People who favorite this dream

People who love this dream

People who like this dream

{
  "lines": [
    {
      "c": "layer",
      "p": {
        "no": "0",
        "src": "266",
        "path": "20120818005224_72db3d07.jpg",
        "x": "0",
        "y": "0",
        "effect": "fadeIn"
      }
    },
    {
      "c": "msg",
      "p": "郷里の母を思い出すことがある。"
    },
    {
      "c": "msg",
      "p": "全て置いてきたつもりなのに、だ。"
    },
    {
      "c": "msg",
      "p": "普段は、特段思い出すと言うことはしないが、房中術の最中に、よく母を思い出す。"
    },
    {
      "c": "msg",
      "p": "母に対して失礼だと、不謹慎だと自分でも、感じてる。"
    },
    {
      "c": "msg",
      "p": "原因はよくわかっていないが、おそらく…"
    },
    {
      "c": "msg",
      "p": "私が知っているおんなは、母だけだからだろう、と勝手に思っている。"
    },
    {
      "c": "msg",
      "p": "だから、目の前のおんなが、ひどく別のものに見えてしまう。"
    },
    {
      "c": "msg",
      "p": "母が、そっと私を抱きしめあの腕の柔らかさと、包むおんなの匂いは、目の前のおんなのそれとは全く違うのだから。"
    },
    {
      "c": "msg",
      "p": "母のことは、実戦をつめば、忘れるだろうか？"
    },
    {
      "c": "msg",
      "p": "しかし、今の私にはそれは不可能だということはわかりきっていた。"
    },
    {
      "c": "msg",
      "p": "おんなを抱く度に、強く、母の感覚が私の身に白い布に垂らした醤油のごとく広く、染み付いていってしまうのだから。"
    },
    {
      "c": "msg",
      "p": "＊＊＊"
    },
    {
      "c": "layer",
      "p": {
        "no": "1",
        "src": "414",
        "path": "20121018012025_f3b1e302.png",
        "x": "0",
        "y": "0",
        "effect": "fadeIn"
      }
    },
    {
      "c": "msg",
      "p": "「疲れた」"
    },
    {
      "c": "msg",
      "p": "それだけを零して、私は風呂にも入らず、ごろんと畳の上に直に寝転がった。その時、香ったのは今夜　演習で抱いたくの一の香りだった。"
    },
    {
      "c": "msg",
      "p": "最中、母のそれとは全く違う匂いに戸惑いが生じたが、なんとか事を終わらし、それなりの評価を先生とその抱いたくの一から頂いた。どのような感覚だったなんて覚えていない。"
    },
    {
      "c": "msg",
      "p": "気持ちが良いと言うが、私にはただの作業のように感じた。ただ、指を地べたを這いずる芋虫のように動かし、自身をおんなに差し込むだけ。そのような行為になんの意味があるのだろうか？ "
    },
    {
      "c": "msg",
      "p": "すばやく演習を終わらせると、足早に自分の部屋に戻り、今に至る。何もする気が起きない。"
    }
  ]
}