Information
About
Help
Dreamaker
»
Dreams
»
星と地球が落ちるとき
Login
Register
Popular dreams
|
Latest dreams
|
Popular materials
|
Latest materials
星と地球が落ちるとき
閲覧注意
R18
by
ainoaisatu
2024/11/07 04:58
51
0
0
0
ツイート
ログインすると、こんなゲームが簡単につくれます!
新規ユーザー登録
登録は20秒くらいでできます。
Comment by author
ainoaisatu
Comments
Original dream
このドリームは [353]
星と地球が落ちるとき
を元に作成されました。
Branches
[356]
星と地球が落ちるとき
People who favorite this dream
People who love this dream
People who like this dream
{ "lines": [ { "c": "layer", "p": { "no": "0", "src": "266", "path": "20120818005224_72db3d07.jpg", "x": "0", "y": "0", "effect": "fadeIn" } }, { "c": "msg", "p": "ここがどこかもわからない。" }, { "c": "msg", "p": "身体の感覚もない。" }, { "c": "msg", "p": "もう何日、いや何年、何十年ここでいるかもわからない。" }, { "c": "msg", "p": "最初こそ死にもの狂いで抵抗した。" }, { "c": "msg", "p": "だが、声はでず誰の耳にも届かない。" }, { "c": "msg", "p": "私は声の出し方すら忘れてしまったのか?" }, { "c": "msg", "p": "そもそも私以外の人間がここにいるのか?" }, { "c": "msg", "p": "月日が経つにつれ、忘れたくない記憶たちが" }, { "c": "msg", "p": "この黒い空間の中に溶け込んでいく。" }, { "c": "msg", "p": "ここは地獄か。私は罰をうけているのか。" }, { "c": "msg", "p": "では私の犯した大罪とは…?" }, { "c": "msg", "p": "私は今にも消えてしまいそうな自身の記憶を壊れたものを優しく扱うかのように" }, { "c": "msg", "p": "記憶の断片を一つ一つ繋いでいくことにした。" }, { "c": "msg", "p": "・・・・・・・・・" }, { "c": "msg", "p": "・・・・・・" }, { "c": "msg", "p": "・・・・" }, { "c": "msg", "p": "・・" }, { "c": "msg", "p": "ー" }, { "c": "layer", "p": { "no": "1", "src": "23", "path": "20120731134713_540a7b5f.jpg", "x": "0", "y": "0", "effect": "fadeIn" } }, { "c": "msg", "p": "?「・・・・・・・あ・・。」" }, { "c": "msg", "p": "?「いつのまにか眠ってたのか・・・。」" }, { "c": "msg", "p": "?「それにしてもおかしな夢だったなぁ・・・。」" }, { "c": "msg", "p": "座布団を枕に金髪の少年は畳の上でうたた寝をしていた。" }, { "c": "msg", "p": "少年・・・といえるのか、女性のような美しい顔立ち、透き通るような真っ白な肌の色。" }, { "c": "msg", "p": "蒼い瞳に映るものは全てのものを誘惑せざるを得ないような奇妙ともいえる美しさがあった。" }, { "c": "msg", "p": "少女の声「ニルヒ、座布団を枕にするなんて行儀が悪いですよ。」" }, { "c": "msg", "p": "ニルヒ「あ・・・イルヤ・・・。」" }, { "c": "msg", "p": "少年の名はニルヒ。少女の名はイルヤといった。" }, { "c": "msg", "p": "ニルヒ「だって畳ってさ、スースーしてひんやりとしてさ気持ちいいんだよ。イルヤも横になってごらんよ。」" }, { "c": "msg", "p": "イルヤ「呆れました・・・。私たちは好きで日本にやってきたというわけではないのに・・・。それよりもニルヒ、日本語はマスターされましたか?」" }, { "c": "msg", "p": "ニルヒ「この血があれば短期間の言語の習得も可能だよ。だから今は日本の文化をたしなんでいるのさ。中等部とはいえ、兄様の学校に転入することになるんだから。」" }, { "c": "msg", "p": "ニルヒは誇らしげに、そして嬉しそうに笑いをこらえているようだった。" }, { "c": "msg", "p": "イルヤ「そうですか。しかし忘れないでくださいね。私たちはまだ13歳の少年少女であるということを。」" }, { "c": "msg", "p": "ニルヒ「双子の兄に他人行儀になる妹には言われたくないセリフだねっ。フフ。」" }, { "c": "msg", "p": "ニルヒ「それよりもさぁ、イルヤしよっか。」" }, { "c": "msg", "p": "イルヤ「あら?私たちは13歳の少年少女ではないのですか?フフフ。」" }, { "c": "msg", "p": "ニルヒ「形が13歳なだけでしょ?そんなこといいながら僕をその目で挑発してくるんだから・・・悪い妹だね。ハハ。」" }, { "c": "msg", "p": "イルヤの瞳はニルヒ同様憂いと妖艶さに満ちていた。子どもの持つ無邪気な瞳では決してない。" }, { "c": "msg", "p": "イルヤ「それにしても何故私たちを日本に呼んだのでしょう。遠い血筋とはいえもう没落した家系。それに私たちなど二人で生きていけるというのに。」" }, { "c": "msg", "p": "ニルヒ「どんな理由であろうとかまわないよ。いつも遠くにいた兄様に会えるんだから。想像するだけで血が沸騰しそうになるよ。」" }, { "c": "msg", "p": "イルヤ「私も同じ気持ちです。早く兄様に会いたい・・・。」" }, { "c": "msg", "p": "春の木漏れ日の日差しが差し込む中、二人は何かを求めあうように体を重ねあっていた。" }, { "c": "layer", "p": { "no": "2", "src": "266", "path": "20120818005224_72db3d07.jpg", "x": "0", "y": "0", "effect": "fadeIn" } }, { "c": "msg", "p": "同時刻" }, { "c": "layer", "p": { "no": "3", "src": "25", "path": "20120731134955_04ef3d43.jpg", "x": "0", "y": "0", "effect": "fadeIn" } }, { "c": "msg", "p": "?「華々しい中等部時代から全く別の高校に入学して0からのスタートなんて・・・。父さんもひどい人だなぁ・・・。ねえ悠矢」" }, { "c": "msg", "p": "悠矢「うるさい。お前が女生徒ほぼ全員に手をかけていたのがバレたんじゃないのか?琉生。」" }, { "c": "msg", "p": "琉生「僕はただ愛想よくしてただけだよ。来る者は拒まない。去る者は・・・寂しいけどね。悠矢は冷たすぎるんだよ。」" }, { "c": "msg", "p": "悠矢「お前にその言葉を他人に使う資格なんてないな。」" }, { "c": "msg", "p": "悠矢と琉生、ニルヒとイルヤ同様ここにもほぼ同じ顔を持つ双子の兄弟がいた。" }, { "c": "msg", "p": "兄の名は悠矢。弟の名は琉生。顔こそ似ているが性格は全く違うようだ。" }, { "c": "msg", "p": "それどころかお互い嫌悪し合っているかのようにも思える。" } ] }