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メリーバッドワールド
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メリーバッドワールド
by
Nello
2024/11/06 14:18
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Nello
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このドリームは [1263]
メリーバッドワールド
を元に作成されました。
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{ "lines": [ { "c": "layer", "p": { "no": "0", "src": "2657", "path": "20170712182058_65ec52b2.jpg", "x": "0", "y": "0", "effect": "fadeIn" } }, { "c": "msg", "p": "??「はぁ…今日も疲れたなぁ……」" }, { "c": "msg", "p": "学校の帰り道。 いつもと同じように帰路に着く。" }, { "c": "layer", "p": { "no": "2", "src": "902", "path": "20140101194243_623287b6.jpg", "x": "0", "y": "0", "effect": "fadeIn" } }, { "c": "layer", "p": { "no": "0", "effect": "fadeOut" } }, { "c": "msg", "p": "??「ひ〜ま〜り〜っ!!もう、また溜め息ついてるー!!」" }, { "c": "msg", "p": "??「どうしたの?何かあったの?……最近ずっとため息ついてるわ」" }, { "c": "msg", "p": "陽毬「う、ううんっ!なんでもないよ?心配してくれてありがとう、瑠菜、紡」" }, { "c": "msg", "p": "それでも最近感じている違和感は拭えない。違和感と言っても、本当に感覚的なものなのだが。" }, { "c": "msg", "p": "だからこそ彼女達に話すのを躊躇ってしまう。 無駄な心配はかけたくない。" }, { "c": "msg", "p": "紡「何かあったらすぐに言ってね?心配だから」" }, { "c": "msg", "p": "私は曖昧な笑顔を作ることしかできなかった。" }, { "c": "layer", "p": { "no": "1", "src": "266", "path": "20120818005224_72db3d07.jpg", "x": "0", "y": "0", "effect": "fadeIn" } }, { "c": "layer", "p": { "no": "2", "effect": "fadeOut" } }, { "c": "msg", "p": "その日は結局いつもと同じように、違和感の正体に気づくことなく眠りについた。" }, { "c": "msg", "p": "その後に起こる出来事なんて何も知らないで。" }, { "c": "layer", "p": { "no": "3", "src": "904", "path": "20140101195512_75b4f785.jpg", "x": "0", "y": "0", "effect": "fadeIn" } }, { "c": "layer", "p": { "no": "1", "effect": "fadeOut" } }, { "c": "msg", "p": "陽毬「おはよ〜……っふぁあ〜!」" }, { "c": "msg", "p": "私達は学校に向かう。" }, { "c": "layer", "p": { "no": "4", "src": "14", "path": "20120731131835_9971575c.jpg", "x": "0", "y": "0", "effect": "fadeIn" } }, { "c": "msg", "p": "瑠菜「ちゃんと寝れたの?…すっごく眠そうだけど」" }, { "c": "msg", "p": "陽毬「実は……変な夢を見ちゃって全然眠れなかったの。なんだか怖かった」" }, { "c": "msg", "p": "紡「夢ならあまり気にしないほうがいいわ」" }, { "c": "msg", "p": "瑠菜「それもそうだよねぇー」" }, { "c": "layer", "p": { "no": "5", "src": "34", "path": "20120731140129_b90054c4.jpg", "x": "0", "y": "0", "effect": "fadeIn" } }, { "c": "msg", "p": "瑠菜「そうだっ!!そういえば今日は転校生が来るって言ってたよね!?」" }, { "c": "msg", "p": "そのとき、ちょうど担任が教室に入ってきた。" }, { "c": "msg", "p": "担任「おーい、転入生紹介するぞ〜」" }, { "c": "msg", "p": "私は最近の違和感に確信を持つことができた。転入生だと紹介された\"彼\"は確実に私を見ている。" }, { "c": "msg", "p": "陽毬(どうして私のことを見てくるの?……怖い、けど私も彼を知ってる気がする)" }, { "c": "msg", "p": "会ったのは初めてのはずなのに、端正な顔立ち、アルビノのように白い肌と紅い眼、纏っているオーラ。彼の全てに既視感を感じた。" }, { "c": "msg", "p": "グレン「グレンだ。呼び方は好きに呼べばいい。ただ、俺には関わらないほうがいいゾ。見てわかる通りアルビノだからな。……気持ち悪いだろう?」" }, { "c": "msg", "p": "彼は自嘲するように笑ってみせた。でもその表情には悲しみなんてものはなくて…。" }, { "c": "msg", "p": "とにかく憎悪と哀れみの溢れる表情だった。" }, { "c": "msg", "p": "陽毬(何アレ?!……怖いっ!!)" }, { "c": "msg", "p": "私はすぐに視線を逸らし、未だに震えている両腕をそっと抱えた。" }, { "c": "msg", "p": "けれど恐怖を感じたのも束の間、すぐに笑顔になった彼は\"冗談です!あはは、すみません\"なんて言って茶を濁した。" }, { "c": "msg", "p": "担任「あー、グレンは陽毬の隣な」" }, { "c": "msg", "p": "その言葉に私は驚きを隠せなかったけれど、彼はなぜかわかっていたかのように迷わず歩き出す。先生に誰が陽毬なのか、という説明すら聞かずに。" }, { "c": "msg", "p": "みんな唖然としていたけれど、彼は私の隣に座ると笑った。" }, { "c": "msg", "p": "グレン「これからよろしく」" }, { "c": "msg", "p": "陽毬「よ、よろしく…」" }, { "c": "layer", "p": { "no": "6", "src": "32", "path": "20120731140003_d0795965.jpg", "x": "0", "y": "0", "effect": "fadeIn" } }, { "c": "msg", "p": "幸い、その日はそれ以上何事もなく、平穏無事に終わりほっと胸をなでおろす。" }, { "c": "msg", "p": "……常に強い違和感が身近にいたからかもしれないけれど。" }, { "c": "msg", "p": "ほっと胸をなでおろし、安心しきっていた私は瑠菜と紡と帰り支度をしていた。" }, { "c": "msg", "p": "するといきなり、いきなりだ。 グレンが話しかけてきた。" }, { "c": "msg", "p": "グレン「なぁ、陽毬。すまないが、近くの本屋を知らないかな?」" }, { "c": "msg", "p": "今まで全く話しかけてこなかったのに、帰り支度を済ませた彼は開口一番、本屋を知らないかと訪ねてきた。" }, { "c": "msg", "p": "本屋は知っている、知っているが私は出来る限り彼と接触したくない。" }, { "c": "msg", "p": "よく知りもせずに悪いけれど、今の所、彼に良い印象は全く持てていない。" }, { "c": "msg", "p": "瑠菜「へぇ〜?もう仲良くなったんだ?」" }, { "c": "msg", "p": "瑠菜は茶化すようにニヤニヤしながら言った。" }, { "c": "msg", "p": "紡「転校生だものね。……付き合ってあげたら?この間欲しいって言ってた漫画、新刊出てたわよ?」" }, { "c": "msg", "p": "瑠菜だけでなく、紡にまで言われてしまう。二人とも今朝のオーラを感じなかったのだろうか。" }, { "c": "msg", "p": "にしても、紡にそう言われて仕舞い逆に断る理由がなくなってしまった。" }, { "c": "msg", "p": "仕方なく、案内することになった。" }, { "c": "msg", "p": "陽毬「わかった。…よろしくね?」" }, { "c": "msg", "p": "グレン「あぁ、ありがとう」" }, { "c": "msg", "p": "そう言って笑った、彼の屈託のない笑顔が怖かった。" }, { "c": "layer", "p": { "no": "7", "src": "30", "path": "20120731135506_66c47b60.jpg", "x": "0", "y": "0", "effect": "fadeIn" } }, { "c": "msg", "p": "本屋までの道のりを歩く。会話が全く無くて不安になった私は、隣にいる彼を横目で見る。" }, { "c": "msg", "p": "すると私の視線に気づいた彼が沈黙を破って話を切り出した。" }, { "c": "msg", "p": "グレン「付き合わせてすまなかった。……どうしても、陽毬に言いたいことがあったんだ」" }, { "c": "msg", "p": "やっぱり。そう思った。きっと本屋なんて口実なんだろう、と。" }, { "c": "msg", "p": "陽毬「……なに?」" }, { "c": "msg", "p": "恐る恐るそう聞くとグレンは顔を伏せて、私に向き直った。" }, { "c": "msg", "p": "そして顔を上げた彼は今朝見たのと似ているけれど、今は憎悪だけの表情で私を睨みつけた。" }, { "c": "msg", "p": "陽毬「……っ!!……ど、うして…そんな、怖い顔……するの……?」" }, { "c": "msg", "p": "私は恐怖で体が竦む。彼は容赦なく近づいてきて、後退する私はついに壁に当たってしまう。" }, { "c": "msg", "p": "彼は二の腕を私の顔スレスレの位置に叩きつけた。壁は少しだけ凹み、腕からは蒸気が上がっていた。" }, { "c": "msg", "p": "グレン「なぁ、お前の所為で俺は……いや、俺達は窮地に立たされている。お前自身に恨みなんてない。だが存在自体が既にこの世界の均衡を乱すんだ」" }, { "c": "msg", "p": "いきなり何を言ってるの!?" } ] }